はじめに
企業ブランディングをしていきたい
会社のこと、多くの人に知ってもらいたい
こんなご相談を受けます。
Web制作の仕事は、クライアントが満足するホームページを作り、SNSメディアを構築、運用し、方向性のかじ取りをする。
実はこれ、マーケティングの一部であり、本当の企業ブランディングとは言いません。
なぜなら、ブランディングは育てる必要があるから。
企業ブランディング、実はずっとやってきた
インターネット普及前でも、企業に勤める職員が日々やってきたこと、それは企業ブランディングです。
例えば、
- 経営者は得意先、利害関係のある企業との打ち合わせや社員への福利厚生
- 営業は得意先に足を運び、名刺を置き、商談や電話等でコミュニケーションを図る
- 事務は日々の電話応対、来客対応、年賀状やお中元、お歳暮など、企業の顔として
- 消費者へはテレビCM、新聞広告、雑誌掲載、ラジオCMなどでPR
ところが、時代の変化とともに、今まで手法だけでは対企業にも、対消費者にも受け入れにくくなりました。
当然です。新聞を読まなくなり、テレビを見ることもなく、雑誌の購入率も下がっています。
若い職員のいる会社は、「訪問よりはZoomで」と商談を切り替えされ、直接訪問を避ける傾向にあります。
年賀状もお断り、のハガキが、会社同士であっても届くようになりました。
郵送物のDMも消費者からは、ゴミになるからと断られることに。
そしていつの間にか、自社のことを知る人が少なくなっていき、現代の混沌としたサービスの中で、自社に適したサービスを選ばざるを得ない状況になってきています。
あらためて、ブランディングを定義する
ブランドは、人が時間やお金をかけても手に入れたいものであり、その中には信頼、信用が含まれ、さらに個人の感情が入るものです。
ブランディングとは、多くの人に、際立った独自性を理解し、個人の感情移入をしてもらうコミュニケーション活動であると考えます。
そこで、私が行うブランディングは、企業を有名にする、素晴らしいホームページを作って納品する、ということで終わらないようにしています。
今いる職員の方々と連携し、自身が持っているスキル内で提案できる商材をお見せし、継続するブランディングを行っています。
ブランディングの流れ
- 現状把握
- 3C分析、SWOT分析と4C分析を行い、企業を取り巻く環境の分析を行います。また、自社の強みや弱みを分析し、4C分析を行い、施策を練ります
- ブランドコンセプト策定
- 企業理念と目指す未来像を決定します
- ブランド提供価値の明確化
- 自社を知ってもらうことで、ステークホルダーに理解と共感を得るための企業価値を決定します
(自社の存在証明の決定します)
- 自社を知ってもらうことで、ステークホルダーに理解と共感を得るための企業価値を決定します
- 情報発信の媒体決定とプランニング
- ブランディングの方向性を発信する手法を決定し、実行します
(ホームページをリニューアルしたり、新しくSNSを運用したりします)
- ブランディングの方向性を発信する手法を決定し、実行します
- 認知度の検証
- 実行した各チャネル(ホームページやSNS)の数値を分析し、PDCAをまわします。
ブランディングのメリットとデメリット
ブランディングのお手伝いをさせていただく中で、ブランディングはメリットが大きいのですが、マーケティングのような数値化が難しく、費用対効果をすぐに出せません。
また企業の職員の方々の協力がないと実行不可能で長期的な作業であるため、企業対企業では単価が高いサービスでもあります。
メリット
- 社会的な信用からの資金調達がしやすくなる
- 採用活動がスムーズになり人材確保をしやすくなる
- 社員のエンゲージメント(愛社精神、誇り)の向上
- マーケティング戦略に貢献
- 顧客ロイヤリティの向上
デメリット
- 数値化がしにくい
- 時間と予算がかかる
さいごに
企業ブランディング、アウターブランディングのためのホームページリニューアルは、リニューアルしたからと言って企業ブランディングの成果が出てきません。
Instagram、Facebook、Xなどターゲットを絞ったSNS戦略を実施しても、一貫性のある情報発信を行わないと、数年更新がないSNSの残骸を作ることになります。
職員が企業ブランドやミッションを理解し、共有することで、企業ブランドを体現する行動ができるように、きっかけをつくる仕事を私自身の業務とし、
今いる職員の皆様のお力をお借りしながら、今まで作り上げてきた企業価値を現在に、未来に、持続する企業ブランディングをおこないます。