「Webサイトへの訪問者を解析すること」です。
Google Analytics(GA4)、Google Search Console(GSC)は、Googleのアカウントがあれば、だれでも使える無料Web解析ツールです。
この「誰でも」の言葉が微妙で、誰でも使えますが、①設置、②設定、③解析は簡単に「誰でも」できない、もしくは、しにくいものと思っています。
誰でもできない理由
- 解析用JavaScriptタグをWebサイトに設置する必要がある
- WordPressの場合、簡単に設定できるプラグインが存在するが、この「簡単」も、Webサイト管理、制作に関わっていない人は導入後の設定が難しい
- 解析も、「何人がアクセスしてきて、増えてきたー」では足りない
WEBアクセス解析とは、Webサイトへの訪問者の行動を数値化し、そのデータを分析することです。主に、どのページがよく見られているか、訪問者がどこから来ているか、どのようなデバイスを使っているかなど、Webサイトの利用状況を詳しく知ることができます。
そしてWebサイトの利用状況を知って、初めてWebサイトの改善、マーケティング戦略の立案に役立てることができます。
以下はGoogle Looker Studioを利用した、Googleデモアカウントの解析結果です。

このデモサイトから簡単にWeb解析してみます。
- モバイルからのアクセスが多いのに、画像サイズ(容量)、読み込み速度は最適化されている?
- Chromeブラウザのアクセスが多いのに、Edgeでしかテストをしていない?
- 一番多くみられているページはどこなのかがわからない
- 11月から表示回数、セッションが落ち、先月から10%ダウン。このままでいくと12月以降も下がっていく可能性がある。
- 新しい企画の検討?
- アクセスの悪いページをリライト?
- 広告を打つ?
など数値からさまざまな戦略立案が可能になります。
GA4とGSCの特徴と違い
実のところ、GoogleAnalytics4の設定は済んでいるのに、Google Search Consoleの設定はしていない個人や小さな企業のホームページがたくさんあります。
Google Analyticsでは以下の解析ができません。
- キーワード、ページ、画像、動画などWebコンテンツのパフォーマンスに関するデータ
- エラーページの提供
- ページエクスペリエンスの提供
- 検索結果のインデックス登録をしない、という設定
- サイトマップを送信してWebサイト構造を理解しやすくする設定
Google Analyticsではユーザー行動の解析は得意ですが、SEOの重要指標をサポートする機能がないのです。
特に、SEOでの上位表示を狙ったWebコンテンツマーケティングに重きを置く場合には、Google Analyticsではなく、Google Search Consoleを使用することが多いです。
また、Google AnalyticsはJavaScriptに依存していますが、Google Search Consoleは依存していないため、関係なくデータを収集できます。
Google Search Consoleは、動画を掲載しているWebサイトや、検索エンジンで動画がどのようにランク付けされているかを知るのに便利です。
ただし、Google Search ConsoleではGoogle Analyticsとタイムゾーンを一致させることができないため、両方のツールを比較したときにデータ不一致が発生します。
特に、「セッション」の扱いが違います。
Google Analyticsではセッションごとにクリック数がカウントされます。一方、Google Search Consoleでは、ページビューごとにクリックが記録されます。
Google Analyticsのセッションでは、Webサイトへのアクセスから30分以内に行われた操作をセッションとしてカウントしますが、Google Search Consoleでは時間に関係なくカウントするため、Google Search Consoleの方がカウント数が多くなります。
逆に、Google AnalyticsではPDFレポートを閲覧数としてカウントしますが、Google Search Consoleはしません。
まとめ
Webアクセス解析は、読み解く経験、知識が必要ですが、誰でも最初は「概要」の理解でも十分です。その後、Webサイトを最適化し続け、訪問者への利益につながるように継続することが大切です。
もし、Google Search Consoleのことを知らなかった場合には、Google AnalyticsとGoogle Search Consoleを併用することをおすすめします。
そして今後、アクセスの少ないWebコンテンツを最適化した結果、数値が上がっていく楽しさが実感できます。この施策は他のページでも実施可能です。
高いコストで構築したWebサイトを有効活用できるように、Web解析でお困りの方はぜひお声がけしてください。